-おやさいのくにのやさいたち-

四束目



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ナレーション：ペンギンワールドのどこかにあるおやさいのくに
　　　　　　　それはたべもの達が暮らす御伽の国
　　　　　　　今日ははてさて何がおこりますやら


ケーキ婦人：キーキキキキキィキェエエエエーイ！！
　　　　　　キェイキェイキェイキェイキェイキェイキェイキェイキェイキェイ！！
（婦人走っております）

スイカ侍：ええぃ、待ちやがれこの怪物めがあああああ！
　　　　　このスイカザムライ様の刀のサビにしてくれるわああああ！ｽｨｰｯ、ｯｶｯｶｯｶ！！
（侍追いかけています）

ケーキ婦人：（回想ナレーション）わたくしの名はケーキ婦人。
　　　　　　可憐で上品かつおしとやかな日常を送る・・・はずだったのに、なぜこうなったかというと
　　　　　　それは数分前に遡るスィーツ
　　　　　　わたくしが優雅に散歩をしていたら、道端でお腹を空かせたやさいが居たのスィーツ。
　　　　　　その子にわたくしの顔を分けてあげようと声をかけたら・・・突然その子が悲鳴をあげた。
　　　　　
　　　　　（レタスちゃん：ひぃぃっっ！！）
　　　　　　
　　　　　　わかってる。この顔だもの。大抵初対面じゃあ驚かれるの。
　　　　　　やれ怪物だの、心臓が止まりそうだの、笑いが止まらないだのって・・・
　　　　　　ふんだふんだ、好きでこの顔に生まれたわけじゃないスィーッツですよーっだ
　　　　　　・・話を戻すわ。
　　　　　　驚いたその子が逃げ出したから、わたくし優しく声をかけたの（ま、待つスィーッツ！！！（奇声気味に））
　　　　　　そうしたらそれを見ていたお侍さんが誤解をして
　　　　　　（この辺からセリフっぽく）・・・ワタクシを切ろうと追ってきてるのだけど
　　　　　　「なんで顔が怖いだけで切られなきゃならないｽｨｰｯﾂ！！！いい加減にしてほしいｽｨｰｯﾂ！！
　　　　　　　誤解だって言ってるスィーッツ！！」

スイカ侍：ちっ、独り言の多いやろうでやんす！
　　　　　って、お？ｽｨｰｯｶｯｶｯｶ！（笑い声）
　　　　　どうやら追い詰めたみたいでやんす！
　　　　　さ、お覚悟ぉー！

ケーキ婦人：ひぃぃぃぃぃぃぃ！！！

レタスちゃん：ま、まってくださーい！（勇気リンリン搾り出した声）

スイカ侍：ぬ？！なにやつじゃ！

レタスちゃん：あの、あたしはレタスちゃんて言うです！
　　　　　　　あのね、そ、その人は顔は怖いけど・・ひっ！（顔を見てびびる）
　　　　　　　あたしに食べ物をくれようとしてたのタス

スイカ侍：なぬ？！そなたを食べ物にしようとしていただと？！

レタスちゃん：あわわわわ！ち、違います、逆です！
　　　　　　　あたしにご飯・・・というか、たぶん・・・顔？をくれようとしていたのタス

スイカ侍：それは真にござるか？（ケーキ婦人をチラっと見る）

ケーキ婦人：そ、その通りスィーッツ！ずっと誤解だって言ってるスィーッツ！

スイカ侍：ぬぁにぃ？！そ、そいつはすまねぇ！まぁ、犬にかまれたと思って許してくんな！ｽｨｰｯｶｯｶｯｶ！
　　　　　あっしってば、スイカのクセに割られるよりも割る側になりてぇ、
　　　　　ってんで里を捨てて旅をしちまってる身でやんしてな
　　　　　悪いヤツを見ると放っておけないんでやんす！

ケーキ婦人：だから悪人じゃないって言ってるスィーッツ！
　　　　　　
ニンジン野郎：フッ・・・悪いヤツってのは、そうだなぁ、オレみたいなヤツの事を言うんじゃないキャロッ？
（颯爽と出てきます）

レタスちゃん：きゃっ！あ、あなたはあたしをさらおうとした・・・！

ニンジン野郎：ヤサイタベロ軍のぶっこみ隊長、ニンジン野郎！・・だニン。
　　　　　　　さ、レタスのお嬢ちゃん、おとなしく俺たちのもとで働くのだニン！

スイカ侍：なるほど・・・こやつは正真正銘の悪人でやんすな？

ケーキ婦人：タイミングが悪かったスィーッツね？（怒りを抑えておとなしく。濡れ衣かけられてイライラしてます）

ニンジン野郎：あ、あれ、なんかみなさん殺気だってらっしゃる・・・？

ケーキ婦人：（爆発します）こちとら濡れ衣かけられてイッライラしてたところスィーッツ！
　　　　　　・・・さぁ？気の済むまでやらせてもらうスィーッツよおおおお！
（両手をボキボキボキボキならしているイメージ）

スイカ侍：あっしも野菜を切りたくてウズウズウズウズしてたでやんす・・・！
（刀を舌なめずりしてニヤニヤしてる感じ）

ニンジン野郎：ふん、面白い！まとめてかかってくるニン！
（勝利を確信しています）

（戦闘開始）

ケーキ婦人：ｷｪｴｴｲ！卍解！（ ばんかい）甘きもの、結束を持って刃となせ！
　　　　　　飛び散れ、参怨刀（さんおんとう）！

スイカ侍：【※好きなスタンド呼んで好きな技でぼっこぼこにしてください。
　　　　　　マニアックなのでもいいです。後でどんな系統のSEかだけ教えてください。】
　　　　　　
ニンジン野郎：ぐげっ！ぐあぁ！あだっ！いた！ぐふっ！がふっ！ごばっ！
　　　　　　　（1ファイルにやられ声をいろいろください）

レタスちゃん：い、一方的すぎるタス・・・。

ニンジン野郎：あふっ・・・も、ダメ（ドサッと倒れ落ちます）

ケーキ婦人：フウッ、あーっ、スーっとしたスィーッツ！

スイカ侍：同じくでやんす！
　　　　　そなた（ケーキさんの事）、なかなかやるでやんすな

ケーキ婦人：ふっ、あなたも、ね（不気味なウィンク飛ばしてます）

レタスちゃん：ふ、二人とも強いタス・・・！

ケーキ婦人：さ、おやさい村に戻って食事にしましょうスィーッツ

スイカ侍：うむ、それがいいでやんす。

レタスちゃん：わーい！あたしジュースのみたい！


ニンジン野郎：あ、あいつら・・マジ容赦ねぇ・・・
　　　　　　　オ、オレたちよりヒドイ事するニン・・・ちょみらすぱべりば・・・ぐふっ。
　　　　　　　



　　　　　　　
ナレーション：こうして彼らのちょっと過激な日常は平穏無事に過ぎてゆきます。
　　　　　　　しかして、いつになればおやさい村には真の平和が訪れるのでしょうか。
　　　　　　　それはまた次なるお話といたしましょう、



　



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